楽しい海外旅行も盗難の被害に遭ってしまった場合とても悔やまれることでしょう。
その後は、楽しむどころではなく、何もやる気が起きなくなると思います。
そして、盗られた心理的なショックは時間が経たないと癒えることはありません。
ですが、いくら落ち込んでその場で後悔しても何も起こりません。
やらなければならないことがありますので、時間的優先順位が高い項目からご紹介していきます。
貴重品の盗難または紛失の場合
パスポート
パスポートを海外で盗まれた人は、あなたが日本国民だという証明をするものがないということです。
そのままでは日本にも他の国にも行くことができません。
最寄りの警察署に行き、盗難・紛失届出を立証する書類を発行してもらってください。
警察署で盗難・紛失届出を立証する書類を発行してもらった後、日本大使館または総領事館へ行き、以下の書類を提出してください。
・ 紛失一般旅券等届出書 1通
・ 戸籍謄本もしくは抄本1通または日本国籍があることを確認できる書類
・ 写真(縦45mm×横35mm) 1通
・ 日程が確認できる書類
クレジットカード
クレジットカードはできるだけ早く止めましょう。
基本的にクレジットカードをスキミングなどで不正に使われた場合でも、ある程度の期間内ならばカード保有者は支払わなくて済むように保障されています。
1. クレジットカード会社にその旨、連絡し、カードの無効手続きをする。
2. 最寄りの警察署に行き、盗難・紛失届出を立証する書類を発行(帰国後保険の申請に必要)してもらう。
3. 帰国後、再発行の手続きをする。
万が一の盗難、紛失に備えて、カード会社、保険会社、現地の大使館や領事館の連絡先を控えておくとよいでしょう。
キャッシュカード
クレジットカードと同様にキャッシュカードも止めましょう。
現地通貨を引き出せる国際キャッシュカードもお金を引き出される可能性があります。
暗証番号が必要なのでクレジットカードよりも不正に使用される可能性は低いですが、念のために止めておくことをお勧めします。
スマホ・携帯電話
スマホ・携帯電話を盗難または紛失の場合、契約先の電話会社(ドコモ・au・ソフトバンクなど)に連絡してすぐに電話を止めましょう。
海外にいるときは、機内モードをオンにして電話ができないようにしていると思いますが、それを盗んだ犯人が機内モードを解除して電話を使用したり、モバイルデータ通信をオンにしてネットを使うと多額の金額がかかってしまいます。
それを防ぐために事件発生後からできるだけ早く、電話会社に連絡しましょう。
アップル製品
アップル製品(iPhone、iPad、iPod touch、Mac)のスマホ、タブレット、パソコンを盗難または紛失の場合、すべきことがあります。
iCloudにサインインするか、iPhone探すアプリを利用して自分のデバイスの場所を捜しましょう。
ただし場所が分かるのは、盗まれた製品がネットに接続される状態に限られます。
ネットに繋がっていると、今どこにそれがあるかをリアルタイム見ることができます。
ただ、これで見つかる可能性は低いです。
盗んだアップル製品は使うためではなく、売ることが目的とされているケースが多く、ネットに接続されることがないのです。
しかし、万が一の可能性もありますので、試してみてください。
そして、iPhoneを探すアプリで現在地が分かっても分からなくても、盗まれた製品を勝手に操作されないように紛失モードをオンにしましょう。
ロックを外すための4桁のパスコードを入力し、紛失モードをオンにすることで、デバイスをロックすることができ、ネットを使えなくさせることができます。
ただ、これらが働くのはデバイスがネットに繋がれた時なので、オフラインのまま操作されても効果はありません。
紛失モードが無事オンになると、デバイスが過去24時間にどこにあったのか把握することができます。
海外旅行保険会社の窓口に連絡する
盗難被害にあった後はできるだけ早く海外旅行保険の会社に連絡しましょう。
海外旅行保険の会社に連絡することで、盗られた後にどうするべきか教えてくれます。
被害に遭った場合、被害を受けた証拠とが必要となりますので、被害を知った第3者に被害のことを一筆書いてもらいましょう。
例えば、友人との旅行であれば「事件の詳細」とその友人の「連絡先(メールアドレス)」を紙に書いてもらうことで証拠となります。
一人で行動している場合は盗難被害が遭った場所、例えばバスの中であればバス会社、観光地であれば管理会社などに一筆書いてもらうことをおすすめします。
また、電話内容は記録されるので、後で保険金をもらうときに証拠になります。
保険会社に連絡を一定期間していないと、保険の適応を受けることができないこともあります。
帰国便のキャンセルまたは変更
盗難にあってしまったせいで予定の帰国便に搭乗できない場合、日程変更またはキャンセルする必要があります。
その際は、早めに連絡をとりましょう。
キャンセルの場合、代金の払い戻しが可能な航空券も手続きが遅れることにより払い戻しができなくなる場合があります。
また、全ての航空券が払い戻しされるわけではないので、予約先の旅行会社、又は航空会社へ連絡して確認しましょう。
出発日を過ぎてからのキャンセルは払い戻しが一切できなくなります。
また飛行機だけでなく、帰国が遅くなる場合、ホテルの手配も必要になってまいります。
オプショナルツアーを申込していて、参加できなくなるのであればキャンセル手続きも必要となるでしょう。
まずは自分のスケジュールが予定通りできるのか確認して、できない場合は予約先に相談しましょう。
海外旅行保険の保険金を請求する
日本に帰国した後、または海外旅行保険会社の支店がある国に行った時に、盗まれた物の保険金をもらうために申請しましょう。
申請するためには、ポリスレポートや盗まれた物のレシートなどが必要です。
補償対象となるものは携行品のみで、現金やクレジットカードは補償されません。
保険会社によっては被害から申請までの期限がありますので、早急に請求しましょう。
盗まれた物は返ってきませんが、保険金の手続きをして、また新しい物を購入することができます。
まとめ
誰でも自分のものやお金が無くなることには気をつけています。
しかし、それでも起こってしまうことがあります。
起こってしまったことは仕方がありませんが、大事なのはその後の対処です。
対処もスピードが大事になりますので、できるだけ早く行ってまいりましょう。
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