今冬を熱くさせたのが平昌オリンピック・パラリンピック。

羽生結弦選手の復活劇やカーリング女子チームの「もぐもぐ」など、大いに話題を集めました。

オリンピックで生まれた感動のストーリーは人を動かす力となって、イベントそのものの集客力以上に潜在的な市場を呼び起こすものだったかもしれません。

パワースポット、聖地巡礼などのトレンドが旅行業の新しい潮流を垣間見えました。

 

その平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)男子フィギュアスケートで金メダルに輝いた羽生結弦選手。

大ケガから復活しての2連覇は、まさに“神がかり”でした。

西の聖地、神戸市東灘区の「弓弦羽(ゆづるは)神社」には、羽生選手の名前に似ていることで注目され、オリンピック前からケガの完治を願うファンが参拝しております。

1年間に奉納される約5000~60000枚の絵馬のうち、7割が羽生選手の活躍を願う内容になっているそうで、宮司も重責を感じていたようです。

羽生選手自身もこれまで4度、同神社を訪れたそうです。

 

また、銅メダルに輝いたカーリング女子チームの「そだねー」「もぐもぐタイム」も話題になりました。

一躍メジャーになったカーリング女子日本代表が、オリンピック前に必勝祈願したのが地元、北海道北見市の「常呂神社」

しかも、おみくじがカーリングストーンをモチーフにしたストラップで、今やプレミアム化しているそうです。

 

スポーツ選手のものがたりによる聖地化のハシリは、三重県鳥羽市の「石神さん」(神明神社)

女性の願いごとが必ず1つ叶うことで有名です。

願掛けして石神さんのお守りを持ってアテネオリンピックのマラソンに出場した野口みずきさんは見事金メダルに輝きました。

それ以降、地元の受入整備もあって一過性に終わらず、いまだに参拝する女性客は後を経たないそうです。

 

 

ファンに影響を与える不思議な縁から結びつく旅行産業

聖地である神社を女性とアニメファンが顕著化の影響を与えているかもしれません。

アニメの舞台をめぐる「聖地巡礼」の火付け役は「らき☆すた」の埼玉県鷲宮市にある「鷲宮神社」です。
にわかに若者が訪れるようになり何も知らなかった地元が驚いたという逸話は今も語り草です。

 

大ヒットしたアニメ映画の「君の名は。」で新宿や高山の神社が脚光を浴びました。

女性は縁結びなど願掛けにとどまりません。
滋賀県栗東市のこんぜの里総社「大野神社」では数年前からアイドルグループ・嵐の聖地として年間20万人の嵐ファンが日本全国から訪れています。
菅原道真公を祭神とし、国の重要文化財に指定されている楼門は鎌倉時代初期の建立といわれ、滋賀県内の楼門としては最も古い神社です。

 

なぜ嵐の聖地になったのか。

以前からメンバーの大野智さんと同じ名前の神社であることから、参拝する嵐ファンはいたそうだが、多くはありませんでした。
しかし大野神社に大宮聰と書いて「おおの・さとし」と読む禰宜がいたことがファンの間で知り渡り、しかも禰宜の苗字が大野智さんと二宮和也さんのユニット「大宮SK」とも一致していることから、ファンに拡散するという事態になりました。

 

関西には大野神社をはじめ二宮、松本、饗庭(相葉)の名がつく神社があり、嵐ゆかりの神社めぐりが可能だそうだ。

嵐ゆかりと言えば、日本航空のコマーシャルに登場した福岡県福津市の「宮地嶽神社」。
CMには神社の名前は出ていないが、夕陽が参道に映える光の道やロケーションから広まったといいます。

 

いずれの神社も、神社側からではなく、ファンが勝手に聖地として認めたものばかりです。

旅行会社が造るツアーには由緒正しい寺や神社などが組み込まれていることが多いが、そこにどんな「ものがたり」が潜んでいるのか?
それを示すことで、市場の創造につながります。

大野神社はファンが作り出した聖地(観光地)だが、ちゃっかりとバスツアーに組み込んでいる旅行会社もあるのは流石です。

 

 

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