渡航先が遠い場合は、往復合わせて10時間、20時間以上のフライトになることもあります。

海外旅行には行きたいけれど、長時間のフライトとなると腰が上がらない方も多いかと思います。

ビジネスクラスであれば、足を伸ばしてお酒を飲みながら好きな映画を見たり、豪華な食事を楽しんだりして、あっという間に目的地に到着してしまいますが、エコノミークラスだとそうもいきません。

そんな長時間のフライトを出来る限り快適に過ごせる方法をご紹介します。

 

快適なフライトとなる機体を選ぶ

まずは座席選びですが、使用する飛行機の機材をチェックしてみましょう。

同じ航空会社、同じ路線でも、使われる機体が違います。

例えばJALは、成田→ハワイ・オアフ島へ1日5便のフライトを持っていますが、機材はボーイング767と777の2種類です。

この2つではシート配列が異なり、ボーイング777のエコノミークラスのシート配列は、通路を挟んで窓側3席、中央3席、窓側3席

ボーイング767は窓側2席、中央3席、窓側2席となっています。

2人で旅行する場合、767の窓側のペアシートが確保できれば、隣に知らない方が座ることもなく気分的に楽になります。

一方3人家族ならば窓側の3列シートがよいでしょう。

このように、フライトを選ぶ際は、フライトの時間だけでなく、使用機材についても気を配ってみると、機内での快適度がアップします。

航空券を予約すると事前に座席指定ができる航空券と出来ない航空券があります。

事前に席指定のできる航空券であれば必ず座席を指定しておきましょう。

座席指定をしておかないと、家族、友人座席がバラバラになってしまいます。

予約したら自動的に隣同士になるわけではないので、忘れずに座席指定しておきましょう。

エアバスであればA380は静音性で評判の高い機体です。

他の機体に比べてエンジン音が響きづらく、エンジンに近い席でも比較的音に悩まさることがありません。

またドリームライナーと呼ばれるボーイングの最新機種787は、初めてキャビンへの加湿器が搭載されたことで話題となりました。

それまでは機体の腐食を防ぐため、機内の湿度は極力減らすのが鉄則でした。

湿度が一桁台ということもざらで機内の乾燥でフライト中に喉を痛め風邪をひいてしまう方も多いと思います。

それが、機体に腐食しづらい素材を使った787では、機内の湿度が20%~25%程度に保たれているので、身体への負担がかなり軽減されました。

 

寒さ対策

飛行機内は暖房が効いてはいるもののとても寒いです。

上空は地上から約33,000フィート(約10,000メートル)ありますので、-50℃ほどです。

短時間のフライトならまだしも、長時間のフライトは後々こたえます。

特に窓側は通路側よりも寒さを感じますので、寒さ対策の場合は通路側をおすすめします。

航空会社によっては座席に毛布が置いてあります。

数に限りがありますが、1枚では寒いという方は客室乗務員さんに追加で頼むこともできます。

羽織れるもの(着たり脱いだりしやすい)

飛行機に持ち込む手荷物の中に「羽織れるもの」を入れておくのがベストです。

簡単に着たり脱いだりできる、前開きのタイプが便利です。

食事の際には脱いだり、渡航先が暑かったり湿度が高いエリアの場合は、到着後すぐ脱げるようなものがよいと思います。

私の経験上、暑い季節でも飛行機内で「暑い」と感じることはありません。

出来る限り暖かくできるものを準備しておくのがおすすめです。

スリッパ・ルームソックス

服装ジャンルでおすすめのアイテムがスリッパ。

気圧の変化で足元もむくみます。

足のむくみはエコノミー症候群の原因にもなりますので、対策として足元はリラックスできるようにしておくことをおすすめします。

航空会社によっては「薄手のソックス」が配布されることがありますが、拘る方はご自身で用意されてもいいと思います。

 

乾燥対策

機内の中はとても乾燥しています。

喉を痛めて体調を崩しては、せっかくの旅行も楽しめませんので、喉や肌の乾燥にも気を付けたいところです。

化粧水・乳液・保湿クリーム

お肌の乾燥対策には「化粧水」「乳液」「保湿クリーム」も用意しておくことをおすすめします。

但し、機内に持ち込める液体物には制限がありますんどえ持ち込み可能な容量を確認しておきましょう。

※国際線に手荷物で持ち込める液体物には制限があり、歯磨き粉やヘアジェルも該当します。

100ml(g)以下の容器に入れ、容量が1?以下のジッパー付き透明プラスチック製袋(縦20cm×横20cm以下)に入れた場合は、手荷物として機内の持ち込みが可能です。

マスク

機内はたくさんの乗客が乗っています。

乗客のなかで体調を崩している方がいれば、その方と長時間同じ空間で過ごすことになります。

また、乾燥もしてますので、ウィルスが移りやすい劣悪な環境といえます。

マスクを着用することで乾燥の軽減とウイルス侵入のリスクを軽減してくれます。

女性の方であれば、長時間のフライトであることを考え、メイクが落ちにくいマスクがおすすめです。

 

睡眠対策

フライト時間によっては夜出発して現地に朝到着することもあります。

せっかくの旅行なので、時間を有効に使うためにも現地到着してから活動したいと考える方も多いでしょう。

しかし、飛行機内で寝るつもりが、ジェット音や座席の狭さなどが原因で、なかなか寝れないという方も多いです。

旅行初日からつらい思いをしない為にも睡眠はしっかりとりたいところです。

アイマスク

飛行機では、就寝時間になると灯りが落とされるので、基本的には辺り一帯が暗くなります。

しかし、隣の方が読書の為にライトをつけたり気になることもあります。

アイマスクを使用することで光を遮断し睡眠状態をつくりだすことができます。

耳栓

飛行機の機内の騒音は、80~95デシベルといわれています。

一度その音が気になりだすと、寝付けなくなってしまうこともあります。

ネックピロー

睡眠時の必須アイテムといってもいいかもしれません。

ネックピローを使うと頭の高さを固定できるので、あるとないとでは大違いです。

航空会社によっては普通の形状の枕を用意してくれていることがありますが、頭の高さを固定できないので使いずらいこともあります。

ネックピローには「空気を入れて膨らませるタイプ」と「中身が詰まっているタイプ」の2種類あります。

前者の方が携帯性に優れますが、後者の方が眠りの質を高めてくれます。

旅程や手荷物の大きさにより、どちらを購入するか検討するのがおすすめ。

 

暇つぶし対策

機内での時間つぶしの王道といえば映画鑑賞。

日系のエアラインや、エンターテインメントに力を入れているエアラインならば、飛行機の座席の前方に「機内エンターテイメント」のモニタで映画や音楽、ゲームが楽しめます。

飛行機内では日本で公開前の映画を先取りで見れてしまうのも嬉しい反面、観たい映画がないということもあります。

また、日系の航空会社には日本語字幕や吹き替え版が充実していますが、外国の航空会社によっては日本語の字幕対応が少なく楽しめないこともあります。

JAL 機内エンターテイメント

ANA 機内エンターテイメント

そういうときは、搭乗前にスマートフォンやタブレットにゲームや映画・音楽をダウンロードしておくとよいでしょう。

例えば、iTunesで映画レンタルをした場合、ダウンロードしてから1ヶ月の間有効で、視聴開始から48時間は何度でも視聴できます。

1日の半分近くもぼーっと過ごせる機会は滅多にありません。

この際、気になっていた映画を一気に見るのもお勧めです。

映画

最近はタブレットやスマホを利用してHuluU-NEXTなどでストリーミング配信される動画配信サイトがあります。

動画配信サイトを利用する場合はインターネットに繋ぐ必要があります。

しかし、Amazonビデオを利用すれば、映画をダウンロードしてオフラインの状況でも観ることができます。

(購入だけでなくレンタルも可能。)

事前に観たい映画をダウンロードしておけば、機内で楽しめます。

お子さんとの家族旅行の場合は、長時間フライトでぐずってしまうこともあります。

そんなときに好きなアニメをダウンロードしておくと、機内でおとなしくしてくれることでしょう。

電子書籍

電子書籍も機内の暇つぶし対策には有効です。

まとめ

エコノミークラスはスペースが狭いうえに、渡航先がヨーロッパやアメリカ、中東の場合、フライトの時間は10時間以上に及ぶため、エコノミークラス症候群のリスクがあります。

それぞれご自身に合った対策で長時間の飛行機内も快適に楽しく過ごしてみてはいかがでしょうか?

 

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