海外旅行は国内旅行とは異なり、荷物に関して国際的なルールがあります。

それを守らなければ、せっかくの海外旅行もテンション台無しになってしまうこともあります。

手荷物には「機内持ち込み手荷物」とスーツケースなどの大きなに手荷物を預ける「受託手荷物」があります。

各国空会社と保安検査場でチェックがあり、違反すると手荷物の廃棄や自宅への返送、最悪の場合、搭乗出来ないという事態も発生してしまいます。

以前、「機内持ち込み手荷物」についてご紹介しましたが、今回は「受託手荷物」の注意点をご紹介します。

 

受託手荷物(預け荷物)とは

受託手荷物とは、荷物を機内に持ち込まず、チェックインカウンターで荷物を預けることを言います。

荷物は飛行機の貨物室でまとめて管理されるため、預けてから目的地の空港に着くまでは、取りに行ったり中身を開けたりすることはできません。

着替えや生活用品など、貴重品ではないものをスーツケースの中に入れて預けるのが一般的です。

貨物室はスペースが広いため、大型で重い荷物でも預け入れることができます。

 

受託手荷物(預け荷物)の制限

搭乗クラスや航空会社によって異なる場合もありますが、一般的な航空会社では預ける荷物の個数・重さ・大きさの制限が定められています。

荷物を入れ過ぎて重くなってしまうと、追加料金を支払わなくてはならないケースもあります。

海外旅行へ行く場合はこの制限内で荷造りをすることで、追加料金を支払わずに預けることができます。

一般的には個数制限・重さ制限・大きさ制限の3つがあり、規定の数値を超える場合は、追加料金が必要になります。

荷物の1つが極端に重かったり、サーフボードやゴルフバッグなど、スーツケースとは別の荷物がある場合は、その個数や大きさによっても料金がかかる場合があります。

 

受託手荷物(預け荷物)の無料範囲

大手航空会社では受託手荷物の無料で預けられる範囲が以下のようになっております。

エコノミークラス

エコノミークラスは23kgの荷物なら2個まで無料で預けられます。

ビジネス・ファーストクラス

ビジネスやファーストクラスではエコノミークラスより無料の範囲が広めです。

上記はあくまで一般的なルールです。

これは航空会社や飛行距離、マイレージ会員レベルなどによっても無料預け入れの範囲は変わります。

気になる方は各航空会社のホームページで確認してみてください。

 

エコノミークラスは1個当たりの重さに注意しよう

エコノミークラス荷物1個当たりの重さ制限が23kgとかなりシビアです。

これはスーツケースの重さも含んでになりますから、スーツケースの重さを抜くと、実質は20kg前後の荷物しか入れられなくなります。

SサイズやMサイズのスーツケースでは、よほど重いものを入れない限り23kgを超えることはありませんが、LやLLサイズでは、入れ方によっては23kgを超えてしまう場合があります。

エコノミークラスは23kgまでなら2個まで無料で預けられますが、たとえ1個であっても23kgを超えると超過料金がかかってしまいます。

当日の預け荷物の容量次第では、少しのオーバーであれば、追加料金を請求されずに預かってくれることもありますが、23kg以内に収めるようにしましょう。

空港に量りが用意されてる場合外ありますので、チェックインの前に重量確認をしておくとよいでしょう。

 

追加料金はどれくらい?

これも航空会社によって違いはあるものの、制限を超えるとかなり高額になります。

せっかく安い航空券を手に入れたのに、荷物の追加料金で高くついてしまったということもあります。

個数超過

1個当たり10000円~20000円程度(距離による)

重量の超過

23kg超~32kgまで:5000円~10000円程度(距離による)

32kg超~45kgまで:20000円~60000円程度(距離による)

※行先によっては32kg超の荷物は不可能な路線もあります。

サイズの超過

三辺の和が203cm以上:10000円~20000円程度(距離による)

 

郵便のように1kg超えると○○円ではなく、1キロ超えようが10キロ超えようが価格は一緒なので注意してください。

特にエコノミークラスで、1kg超えただけでも5000円~10000円程度の超過料金がかかります。

尚、32kgを超えると極端に追加料金が高くなります。

原則として45kgを超える手荷物を預けることはできません。

また、追加個数も1人当たり5~7個程度と決まっており、追加料金を支払って預かってもらうこともできません

 

荷物制限の例

例として、全日空(ANA)が設けている荷物制限を挙げてみます。

無料の範囲

例:ANAのエコノミークラス

荷物の個数:1人当たり2個まで

荷物の重量:1つあたり23kgまで

荷物の大きさ:3辺(縦・横・高さ)の合計が158cmまで(キャスター・持ち手を含む)

制限を超過した場合のペナルティー

制限を超えた場合、いずれの航空会社においても超過料金が発生してしまいます。

例:ANAのアメリカ便

荷物の個数超過:1個増えるごとに¥20,000

荷物の重量超過:32kgまでは¥6,000、45㎏までは¥20,000

荷物の大きさ超過:3辺の合計が292㎝までの場合¥20,000

 

各航空会社の受託手荷物制限

全日空(ANA)

日本航空(JAL)

大韓航空

アシアナ航空

チャイナエアライン

エバー航空

タイ国際航空

ガルーダインドネシア航空

ユナイテッド航空

デルタ航空

 

特殊な大型荷物は?

サーフボードなど特定の大型荷物については、無料の手荷物制限には含まれず、必ず代金が必要になるようです。

距離によって価格は違いますが、だいたい10000円~20000円程度が相場なようです。

そのほか特殊な大型荷物や楽器などは、あらかじめその航空会社に確認してみるのがいいかと思います。

場合によっては直前で拒否される可能性もあるのでしっかり確認しておきましょう。

 

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預け入れの際に2つの分裂させるのがおすすめ

23kg以内で2個までで無料とはいえ、スーツケースを2つ持っていくのは大変です。

できれば大きいスーツケースに30kgくらい詰め込んででも1つにしたいものです。

ここで1つ裏技をご紹介いたします。

薄手で折りたためるボストンバッグを用意しておき、1つの荷物の一部(着替えなどが望ましい)をボストンバッグに入れて分けます。

スーツケース1つの重さが30kgであっても、7kg分だけボストンバッグへ入れてしまえば、23kgのスーツケースと、7kgのボストンバッグになり、無料の範囲で預けることができます。

目的地に到着したら、また1つにしてしまえば移動も楽です。

特に帰りはお土産で行きの時より荷物が多くなっていることだと思いますので、とても役立ちます。

是非、折りたためるボストンバッグなどを用意しておきましょう。

 

まとめ

行き先や座席のクラスによって制限は変わってくるので、事前にどれくらいまで大丈夫なのか調べておくようにすることをおすすめします。

また、万一に備えて荷物が分散できるように、かさばらないボストンバッグなどを準備しておくとよいでしょう。

 

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