長年旅行会社に勤めておりましたが、残念なことに毎年何件か事故報告を耳にします。

いくつか事例をご紹介します。

 

海水浴中に溺れた事例

海水浴中に溺れて意識を失い、ICUへ。

約1か月入院したのち、看護師付き添いのもと、プライベートジェット機で日本まで搬送された。

お支払い保険金

旅行先での治療費用 (保険金額全額) 5,000,000円
帰国後の治療費用 (保険金額全額) 10,000,000円
合計 15,000,000円

※現地で実際にかかった治療費用は約3,000万円で、保険金額を大幅に超過。自己負担となった。

 

中国で路線バスに搭乗中、トラックが衝突の事例

乗っていた路線バスにトラックが衝突し、足を骨折。

事故の後、病院に搬送されたが、その後2度転院し、転院先の病院で手術を受ける。

事故の発生の日から17日後、看護師付き添いのもとで日本に帰国した。

お支払い保険金

旅行先での治療費用 625,793円
搬送費用(現地緊急移送・日本への帰国費用等) 6,038,750円
合計 6,664,543円

※実際にかかった費用から、バス会社による補償(約45,000円)を差し引いて、保険金をお支払いした。

虫垂炎(盲腸)で入院の事例

オーストラリア滞在中、虫垂炎になり、入院。

お支払い保険金

旅行先での治療費用 5,260,000円
合計 5,260,000円

※入院費用が治療費用保険金額を超過した為、超過分約15万円は自己負担。

 

まとめ

海外旅行保険に加入していたからこそ金銭的負担なくご帰国された方もいれば、残念ながら無保険で莫大な請求を受けられてしまう方もいらっしゃいました。

こうした事例を目の当たりにし、手配をしていた頃は、口すっぱく何度もお勧めしていた記憶があります。

また、加入されていても、補償額が足りないケースもあります。

ケガや病気になった場合、治療費や入院費だけではなく、緊急帰国が必要な場合は飛行機代がかかります。

急な手配で用意する航空券は想像以上に高いです。

また、寝たきりの状態であれば、4名分の座席を取る必要があったり、付き添いのドクターが必要であったりと自分の想像以上にお金のかかることがあります。
できれば、無制限プランの加入がベストです。

事前に加入するプランの補償内容はしっかりと確認しておきましょう。

日本では様々な保険で守れてていても、海外ではその保険が適用できなくなります。

旅費を少しでも抑えたい気持ちはよく分かります。

しかし、少しの金額を出さなかったせいで、後に莫大な金額をお支払いしなければならなくなることもあります。

自らを守るためにも、そして安心して旅行を楽しむためにも加入されることを強くおすすめします。

 

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